クリスマスの直前に別れるカップルの原因と心理は!?

クリスマスカップル別れイメージ 心理学

12月になるとクリスマスがやってきますね。

クリスマスは恋人同士にとって素敵なイベントです。
ですが、この素敵なイベントであるべきクリスマスの直前で、恋人たちの破局率が高くなる傾向があるってご存知ですか?

特にクリスマスの2週間前は破局のピークがやってきます。

 

クリスマスは大好きな恋人と何を食べようか。
プレゼントは何が喜んでくれるかな?

などと色々思い浮かべるのも楽しいひととき。
ですが、クリスマスを目前にして、恋人から突然のお別れ通告。

なぜそんなことになるのでしょうか・・・。

予期せぬ失恋で、心痛めることがないようにしたいものです。

それではクリスマス前の破局について原因別にみてみましょう。

破局原因別に①~⑥まであります。後半の方はもっとも別れの原因となりやすいものですので、ぜひ最後までお付き合いください。

①心が不安定になりやすい時期

心が不安定イメージ

そもそも冬というのはもの寂しくなる時期です。

温かく陽気なイメージの夏から一転、寒さが増してくるとホルモンバランスが崩れてしまうこともあります。

そして恋愛に影響を与えると考えられるホルモンが、セトロニンという神経伝達物質です。別名「幸せホルモン」「幸福物質」という呼び名もあるホルモンです。

セロトニンは精神的に心のバランスを整える作用があるのですが、冬になるにつれて日照時間が減ると、このセロトニンの脳内分泌物が減ってしまいます。

セロトニンが減ると、心が不安定になったり気持ちにゆとりがなくなったりします。
そのため、秋から冬にかけてはカップルにとって不安定な関係になりやすい時期であるともいえます。

また、セロトニンの分泌低下は、男性よりも女性の方が高いと言われています。

寒さが増すと、女性の方が情緒不安定になりやすいということですね。

まず男性は女性の気持ちが不安定になりやすい時期だということを理解しなければなりません。また女性は、自分の気持ちが不安定になったとき、日頃より情緒不安定になっているかもしれないと考えることも大切ですし、時には思い切ってそのことを彼に理解してもらうことも必要でしょう。将来人生を共にするかもしれない相手です。素直に気持ちを打ち明けることも大切です。

②忙しくてすれ違う

すれ違いカップルイメージ

12月は師走といわれるように、何かと忙しくなる時期です。

仕事もプライベートも慌ただしくなるもの。①でもお話ししたように、心寒さもあって物事をマイナスに考えてしまいやすくもなりますし、会う機会が減りやすい時期でもあります。

そんな心理状況下で考えてしまいがちなこと。

  • 恋人との距離を感じてしまう
  • 私のことを好きではないのかも?

 

人はひとつの不安を感じると、それを連鎖的に広げてしまいがちです。

ここで起こりやすいのが「女性の自爆」です。
不安を感じた女性は恋人の男性に対して愛情を確認しようとすることがあります。

「私のこと好き?」

「最近連絡くれないね」

「構ってくれないなら余所に行っちゃうよ?(みたいな)」

 

こんなことを言われた男性はどう思うでしょう。

12月というのは仕事も忙しくなる時期です。
自分のことを見守ってくれていると思っていた彼女から、思わぬことを言われたらどうで思うでしょうか。

「こんなに仕事も頑張っているのに何だ?」

「俺のこと理解してくれていなかったの?」

 

ともなりかねません。
そうなってしまうと、お互い相手に対する想い方にズレが生じてしまいます。

お互いに心の距離を感じたり、「大切に思われていない」と思ってしまうこともでてきそうですね。

不安に感じたときこそ信頼というのは大切です。冬が来るまで何の心配もなかったのであれば、過剰な心配をしているかもしれませんが、やはり日ごろのコミュニケーションが大切ですね。会う機会が減っても「なんで会ってくれないの?」ではなく「忙しくて大変だね」「体には気を付けてね」という思いやりの気持ちをもって相手を気遣ってあげれると良いですね。「私が寂しい」「私が不安」などと主語が自分になって考えてしまうと、マイナスな考えは広がってしまいます。

③価値観の違いに気付く

価値観が違うイメージ

これはカップルが付き合って初めてのクリスマスを迎えるときに起こりがちなパターンです。

本来クリスマスは、イエス・キリストの降誕を祝うものですが、日本現代においてそれを意識している人はどのくらいいるのでしょう。

今やクリスマスは恋人たちのためにあるようなもの。

しかしカップルが初めて迎えるクリスマスの場合、クリスマスに対する価値観が違う場合があります。

それも仕方ありません。これまでお互いに毎年違ったクリスマスの過ごし方をしてきているのですから。

クリスマスに対する価値観の違いで多いものを紹介します。

クリスマスの過ごし方

クリスマスの過ごし方にも色々あります。

盛大に、賑やかに過ごしたい場合と、二人きりでムードをもって静かに過ごしたい場合。
クリスマスに対する思いがお互い違った場合に、価値観の違いがあると感じてしまい、すれ違いのキッカケになることもあります。

クリスマスへの期待

クリスマスの目玉ともなるのは食事やプレゼントではないでしょうか。

どちらも出来る限り奮発したいところかもしれませんが、それ自体も人によっての価値観がありますし、懐事情もあります。

美味しいディナーと高価なプレゼントを楽しみにしていたのに、残念な結果だと、まさに期待外れになってしまいます。

逆の立場として考えてみれば、相手の過剰な期待にプレッシャーを感じたり、これまた価値観の違いを感じてしまうかもしれません。

 

プレゼントって心がこもっていれば良いと思う人と、金額が大事って思う人と十人十色。

何かしらの価値観の違いを感じてしまうと、他のことについても価値観に関して敏感になってしまうものです。

カップルにとってものごとの価値観が合うかどうかは重要な問題です。
あまりにも価値観が違う人と付き合っていくことは難しいかもしれません。ですが多少の違いは仕方ありません。恋人とはいっても、そもそも他人なのですから。多少の価値観の違いは否定するのではなく、尊重してあげることができれば良い関係が作りやすくなります。

④悩ましい冬の誘惑

飲み会誘惑イメージ

年末が近づくと、友達同士の飲み会や忘年会も増えてきます。

日頃つながりが薄かった会社の同僚や先輩、または最近会っていなかった友達と親しくなる機会にもなりますね。そうなると新しい出会いが生まれることも。

 

寂しさやストレスを抱えていると、心の中には穴が開いてしまいます。

心に穴が開くと、人はその穴を別のもので埋めようとします。
そんなとき、飲み会などで親しくなった異性に、自然と好意を持ってしまってもおかしくありません。

距離を感じだした恋人よりも、もっと楽しいと感じる時間が出来てしまうと、恋人への想いも薄れてしまうのでしょう。

恋人以外の異性が気になってくると、当然クリスマスの過ごし方も考えてしまいます。
クリスマスが近づき意識すると、自分は他の人が好きなんだと実感してしまうことにもなります。

寂しいときに他の人が気になり出したら、自分の本当の気持ちはどこにあるのか?を冷静に考えましょう。もしかすると今の気持ちは一時的なものかもしれません。新しく気にになった人が運命の人であれば良いのですが、ただの気の迷いの可能性は少なくありません。

⑤元カノ、元彼を思い出す

元カレ元カノのイメージ

過去に別の恋人と大恋愛した人に多い傾向です。

せっかく新しい恋人ができて楽しい日々を過ごしていても、クリスマスは運命の分かれ道になることがあります。

それは昔の恋人を思い出してしまうパターンです。
秋までは楽しい想い出を作ってきたのに、クリスマスが近づくと甦ってくる元恋人との想い出。

このときに思いがちなのが、「今の恋人より自分はあの人(元恋人)が好きなんだ」と思ってしまうことです。

このようなことを考えてしまった場合、今の恋人と昔の恋人を比較してしまう頻度は増えやすくなり、「私は今の恋人をそんなに好きじゃない」と思ってしまいます。そんな気持ちから別れに至るケースも多いようです。

昔の恋人は過去の人であり、過去が戻ってくるわけではありません。人の記憶は過去を美化しがちなのですが、戻らない過去を振り返るよりも、これから作り上げる素敵な未来に目を向けましょう。

⑥クリスマス前に関係をリセットしたい

クリスマス別イメージ

破局の理由で一番多いのが、このままズルズル関係を続けたくないというものです。

これまで楽しく付き合ってはいたのだけれど、先のことを考えると、将来一緒にいる人ではないと感じてしまったりすることもあるでしょう。

何となくしっくりきていなかったり、本当に相手のことを好きなのか分からなくなってしまったときに、「このままで良いのだろうか?」と考えてしまってもおかしくありません。

そのため、本来恋人同士が愛を分かち合うクリスマスという日を一緒に過ごしてはいけないと思ってしまうようです。また、その勢いで来年までズルズル行ってしまわないように、あえてクリスマスの前で区切りを付けようとするようです。

クリスマスや年末年始をとりつくろって過ごしてしまえば、その後では別れにくくなりそうと考えてしまうのも理由のひとつ。冬はイベントが盛りだくさん。年が明ければお正月、翌月にはバレンタインというイベントもありますしね。

なので、来年までズルズル行ってしまわないように、あえてクリスマスの前でケジメを付けようとするようです。

この場合、相手の気持ちを尊重してあげることが一番。
もし自分は別れたくないと思っているのであれば、一旦少し距離を作った方が賢明です。
距離をとると言っても音信不通にするわけではありません。とりあえずはしばらくの間、会うのを止めて気楽な関係にしてみるのです。「別れたい」という決定的な理由があるわけではないと思われますから、やり直せる可能性が残っていることも多いようです。

あとがき

いかがでしたか?
カップルが別れる可能性が大きくなる時期は、一年間の中で3月とクリスマス前がダントツに多いと言われています。またそれ以外にも、付き合った記念日や誕生日、二人にとって大切な日の前後も別れる割合が多くなるようです。

別れを考えている方は、別れを切り出す前に微かな予兆があることが多いです。

1.いつもより口数が減る
別れようか迷っていて、どうしよう?という気持ちばかりが出てきてしまい、いつものような振る舞いが出来なくなってしまう。

2.いつもより明るく口数が増える
この場合はほとんど別れを決心していて、最後は良い想い出をつくって別れようと思っている場合に多いようです。わざわざ想い出を残そうとしているわけですから、嫌いになって別れたいのではありませんね。

いずれにしても、恋人の態度にいつもと違う変化が現れたら、これまでの関係性を見つめ直す機会だと思います。

御縁あってつながった二人です。
すれ違いが起こらないよう、日ごろから想い合える関係を意識しましょう。

コメント