当たる占いの本当の意味

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昔から占いは「当たるも八卦当たらぬも八卦」という言われ方をします。

当たることもあるけど外れることもある。みたいな解釈になっているようですが、これって最初に誰が言ったんでしょう?(笑)

というか、そもそも「占いは外れることもある」という解釈が間違っていると思います。

こう言うと

じゃあ当たるも八卦当たらぬも八卦ってどういうこと?
そもそも占いって当たるの?
って思うかもしれません。

そんな疑問を持ったあなたへ「占いは当たるのか?」そして「そもそも占いとは何か?」をお話ししたいと思います。

「占い」言葉の意味から本当の意味を知る

通常、「うらない」は「占い」と書きますね。

占いに関係する「うら」という字は、他に「卜・裏・心」などがあります。

卜は日本テレビの女子アナ、水卜麻美(みうらあさみ)さんの苗字にもありますね。
水卜さんのご先祖は水を使った占い師だったとか。

ちなみに卜(うら・ぼく)という字は、占いの占術にある「命術・卜術・相術」の中の卜術(ぼくじゅつ)に使われています。卜術は偶然性の一致で占う方法で、タロット占いや周易などもこれにあたります。

さて、占いには色んな占術があるわけですが、そもそも占いの的中率はどんなものなのか?って気になるところだと思います。

それを知るためには、そもそも占いって何?をしっかり理解する必要があります。

先にもお話ししたように、占いに関する「うら」という字は何種類かあるのですが、占いの意味を知るために、まずは「心(うら)」という字の意味を知っておきましょう。

心(うら)は、裏(うら)と同語源で「表からは見えないもの」を意味します。
裏に隠れて見えないものですから、表からは分からないものということになりますね。人の心というものも、やはり分からないものです。

心という字を「うら」という読みで調べてみると、

心=こころ。思い。内心。→心(うら)もなし

と出てきます。

「心(うら)もなし」とは

相手に対して、自分の心の中を包み隠したりしない。という意味です。

「心もなく、なつかしきものから、うち解けて」〈源氏物語・若菜上〉

表からは分からない心(本心)をさらけ出し、裏がないという状態を意味します。

包み隠さず裏もない。要するに全てが見える状態が「裏ない」「心ない」「占い」と言えるのでしょう。

占いを使えば全てお見通しということです。

「うさぎとカメ」カメのお母さんは占い師だった!?

イソップ物語に出てくる「ウサギとカメ」のお話しは皆さんもご存知でしょう。

ウサギとカメがかけっこの勝負をしたけど、足が速いウサギは油断してしまい、のろまなカメが勝つというお話しですね。

このお話を占いに例えてみますね。

普通に競争すれば、当然のようにウサギが勝つでしょう。
ウサギの足がカメより速いのは間違いないのです。

では、カメはウサギが途中で必ず昼寝をすると知っていて勝負をしたのでしょうか?

対等に勝負するとカメは間違いなく負けます。でも「ウサギは昼寝するかも」という期待感だけで勝負するのはリスクが大きすぎます。ですが、ウサギが努力を怠り、途中で寝てしまうことが高確率で起こると知っていれば、カメは勝つ可能性を感じ、勝負できることでしょう。

これが占いと似たようなものなのです。

カメが「ウサギにはかないっこない」と思っていたら勝負はしなかったかもしれないし、カメの負けは確定していたはず。当然、勝負をしなかったらウサギは寝ることもなかった(そのような状態は起こらなかった)でしょう。言ってみれば、これが表の状態です。なりゆき上で起こる未来の予測(予見)です。

そして、普通であれば知ることのない可能性「ウサギの昼寝」が隠されていた裏の状態です。

人の未来が決まる二つのパターン

①運気や第三者の影響人はそれぞれに運気というものを持っています。
四柱推命や占星術など、命術といわれる占術が得意とする分野です。運気が悪いときに新しい物事を始めても中々上手くいかなかったり、自分の思いや努力が結果につながったり、または上手くつながらなかったりするのも、運気の影響があると考えられます。この場合、自分の運気を知ることによって、「やる・やらない」など、行動の判断ができます。

②自分自身が招いている未来

自分ではない外部の影響を受ける他は、すべて自分自身が未来を招いていると言えます。

  • 未来の結果は、それまでの行動で決まります。
  • その行動は自分の思考(判断)で決まります。
  • その思考(考え方)は過去の経験に影響しています。
  • 過去の経験は自分のセルフイメージをつくり上げます。
  • セルフイメージは自分の可能性を決めています。

セルフイメージが小さい人ほど、未来へ向けての選択肢が少なくなってしまいます。選べる未来が少ないということは、高確率で未来は決まっているということになります。

先ほどの話で、カメが「ウサギには勝てっこない」と決めつけていれば、勝負をせずに負けるという未来が決まっていたのと同じです。

ここで質問です。

あなたは未来の選択肢が多いのと少ないのはどちらが良いですか?

え?

多い方が良い?

そうですよね(笑)

セルフイメージって勝手に広がるものでもありません。
だからこそ、あなたの隠れた可能性(裏)を知ることによって、これからやってくる未来の可能性を広げるのです。

そのためのツールが占いです。

あ、カメのお母さんが占い師だったかは・・・(笑)

イソップ物語の「ウサギとカメ」は「リーマスじいやの話」など色んなパロディもあるようですので、カメのお母さんが占い師だったのでウサギに勝った!みたいなバージョンがあっても面白そうですね。

占いアプリと占い師の違い

ただ、ひと言で占いといっても、今や優れた占いアプリなども存在します。

占いアプリと占い師が占う占いに違いがあるのでしょうか?

占いアプリやネットで見かける自動占いは、信頼おける占い師が監修しているものが多く、その的中率はかなり高いと言えます。

ですが、そのほとんどは相性や結婚などの運気、またはあなたの性格を占うものであって、占う内容が限られてしまいます。それに付け加え、相手は機械ですので、未来に対する色んな選択肢を教えてくれるわけではありません。言ってみれば、予定されている未来(表)しか分からないということです。

一方、人間(占い師)が占う場合は、占いたい色んな内容に対して対応することができますし、当然のこと様々な選択肢の可能性を示してくれます。

ただ、占い師の経験やスキルによっては、正確な予見ができないかもしれません。

経験と実績をもった占い師に相談されることをお勧めします。

まとめ

占いで出た1つの鑑定結果で当たり外れを判断するものではありません。

占いは現実的に起こり得る未来の選択を示してくれるのです。そしてその選択肢の吉凶を知ることによって、より良い未来につながる道筋を知ることが出来ます。どの選択をするかは、最終的に依頼者が決めること。結果的に占いは当たるということになります。

未来に不安を感じることがあったら、自分にどんな選択肢があるのか。上手に占いを利用して頂きたいと思います。

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